アメリカのFXコーチの中でも、もっとも有名とされるのが「ロブ・ブッカー」氏。
3億円もの資金を稼ぎ出した彼が考案したトレードテクニックは多数ありますが、勝率が一番高いのが「NYボックス」で、日本にも合った手法として紹介されています。
手法検証第一回目は、NYボックスを取り上げます。
NYボックスとは
NYボックスは、トレンドが発生しやすいNY市場の値動きとあわせてトレードを行う手法です。
NY時間の深夜0時から7時にあたる、NY市場が動き出す前の値動きの変化をキャッチし、トレンドの方向性を知ることで、順張りをして勝率をあげるトレード方法です。
取引開始は日本時間の午後8時からになるので、兼業トレーダーや副業の方、そして資産運用をお考えの主婦にも嬉しい時間帯。
チャートにずっとはりついている必要がない上に、明確なルールがあるので、初心者でも安心して取り入れやすい手法とされています。
また、通貨ペアを選ばないというのも人気の理由です。
NYボックスのルール
NYボックスでは「15分足」のチャートを使用し、アメリカが夏時間なら日本の午後1時と8時に縦の線を引き(画像の白線)、その間の高値と安値に横線を引きます(画像の黄色い線)。
冬時間の場合には、1時間遅くなり、午後2時から9時の所にラインを引きます。
この4本線で形成された四角い箱が「NYボックス」です。
為替レートがボックスの外に出たら、その方向についていき、上に抜けたら買い注文、下に抜けたら売り注文を入れます。
気をつけたいのが、終値が必ずボックスの外に抜けるまでエントリーをしないこと。
15分足を基にしているので、チャートのチェックは、0分・15分・30分45分の計4回で、相場をずっと監視する必要がありません。
・エントリー後
エントリーを行ったら、損切りと利益確定の注文を入れることも大切です。
利益確定は約定レートからみて20pips、損切は30pips離れたところで行います。
ここでもし損切りに掛ってしまったら、逆の方向にエントリーします。
買いポジションなら「売り」で入り、売りポジションなら「買い」で入り、リベンジします。
これを、「リバーサルトレード」と呼びます。
こちらも損切は30pips離れたところで行います。
続きは…
NYボックスがどんなものか紹介しましたが如何でしたでしょうか。
初心者向けのNYボックスの手法検証、後半では、「NYボックスでトレンドを捕まえる!?」「NYボックスの問題点」などをご紹介します。
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