FXの手法検証第1回後編「NYボックス」問題点とは

「勝率90%」という刺激的なキャッチコピーで知られるNYボックス

本当に勝率90%を出すことができるのでしょうか?

後半の今回は、NYボックスの手法検証として、問題点などをご紹介します。

NYボックスでトレンドを捕まえる!?

NYボックスの基本は順張り

市場が空く前の7時間のトレンドをチェックして、ここを抜けた方向に順張りをするのですが、ボックスを設定してもラインが機能しないことも。

またブレイクアウト後のリベンジを行っても、必ず勝てるという保証はありません

どうして勝率の高いはずの手法で、莫大な損益が生まれてしまうのでしょうか。

これは、直近における期間勝率と、その手法の持つ平均勝率が必ずしも同じではないからです。

「90%の勝率」は、実は1週間相場が乱高下した期間だけを取り上げたのかもしれないですよね。

大切なことは、勝率を上げるために、手法をカスタマイズすること。

その為には、地道な検証作業が必要になります。

NYボックスの問題点

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・利益幅より損切の幅が大きい

NYボックスでは、利益よりも損をする方が金額が大きくなるのです。

勝率が高いので、損失をカバーできるとされていますが、考案したロブ・フッカー氏自身が、「手法を自分のものにするためにはバックテストを」と発言しています。

「初心者向き」の言葉に惑わされることなく検証を重ね、クセや修正をきちんとつかんでから実践で試すのがベスト。

デモトレードを活用して、自分に合ったカスタマイズをしましょう。

・通貨によっては使いにくい

NYボックスは、メジャーな通貨ペアならどれでも使えるというルールですが、ユーロやポンドとの相性が悪いという指摘があります。

これは、ユーロやポンドの取引時間が、NY時間とは異なり、日本時間の午後4時~午後9時の間にトレンドを形成することが多く、NY市場の方がタイミングが一足遅いのです。

その為、現在では「ヨーロピアンボックス」と呼ばれる、ヨーロッパ市場のボックスを参考になさっている方が多くいらっしゃいます。

手法を盲信せずに、通貨ペアや取引スタイルに合ったものを選びましょう

おわりに

NYボックスの問題点を中心にご紹介しましたが如何でしょうか。

問題点といっても、検証をして精度をあげることで、勝率をあげ損益を抑えることも可能です。

とはいえ初心者や忙しい方は、検証に多くの時間が割けない物ですよね。

次回は、「2trendy」の検証を行いますので是非ご一読ください。

FX手法検証

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